acoustic dub messengers@横浜 graf

会場は、ビルとビルの間にできたL字のスペースを改装?して作られたスペースに屋根をかけ、ソファーをおき、昼間は外の光りが入ってくるようですが、私が今回行ったときはもうすでに7時をまわってましたから、その雰囲気は判りませんでしたが、すくなくとも密閉空間って感じではなく、外の騒音もなんとなく聞こえる分、風の流れも感じることができるイイ感じの空間でした。 acoustic dub messengersを知る切っ掛けになったのはPort of Notesからです。ライブを見たのは今日が始めて。バンド編成は、後ろ側に男性3人でコントラバス、ドラムス(兼エレキギター)、ギター。で前に女性二人でひとりがバイオリン、もうひとりの方がフルートって構成。(この女性お二人が双児ってのは、今さっきバンドのprofを見てしりました) で、はじめて聴いたライブでしたが、まず思ったのはバイオリンって楽器は雄弁だような〜ってコト。もやもやした部分はなく、白黒はっきりしていて出て来る音色もクリアー。で、逆にへぇ〜そうなんだ〜と始めて知ったのはフルートって楽器なんですけど、もっとキンキンした硬〜い音を想像してたんですけど、そうではなく、楽器に対してそう言うのは変ですけど、『ハスキー』な音だなぁ〜と思いました。 そしてやっぱライブってイイなぁ〜と。楽器の音が響く空間。人がつくり出すうねり。なんか知らないけど、地球上の生物では、人間だけが、楽器を作り、様々な音色を組み合わせて音楽を楽しんでいる。これってやっぱ凄いなぁ〜なんてコトが頭に思い浮かびつつ、バンドが作りだす音楽に身をゆだねていました。楽曲的には情熱的になにかを訴えてくる・・ってのとは対極にある、ゆったりした波の音みたいなリラックスできるライブでした。MCでも仰っていましたが会場の雰囲気も良く、それに適合した音楽が流れていて気持ち良い空間でした。