YOSHIKA@渋谷クラブクアトロ

会社を定時ではけて、会場へはギリギリ入場だったんですが、入ってみたらえらい混みようで、正直びっくり(失礼!予想外でした。) 恐らくインディーズの頃からのファンの人とかが付いているんでしょうか。YOSHIKA本人が登場すると、フロアのあちらこちらから女性の「かわぃぃ〜」って声や、「YOSHIKa〜」って歓声が上がってましたし。客層の男女比で言えば女性のほうが多かったような気がします。 最初はステージ前に緞帳の白い幕が降りていて、そこにビデオが流れて、前奏が始まったあと、白い幕にYOSHIKA自身のシルエットが映ったのち、幕が降りてライブスタートって感じ。 バンドはドラムス、キーボード、ギター、DJの4人。ベースは打ち込みって感じだったかな。 最初の衣装がすごく印象的な中世ヨーロッパな王様、お姫様が羽織るような雰囲気(あくまで雰囲気、実際にはそこまでコテコテじゃないけど)の深紅のベルベットと金色の袖のとこと、独特なパイピングな個性的なガウンっぽいものを羽織っての登場。 で、ライブなんですけど・・・実は最初の2曲を聞いた感じはすごく曲調がおとなしい曲から入ったので、「あちゃ〜この路線のままのライブだと、つまらないなぁ〜どうしよう、(このライブ聞きに来たのは)失敗したかなぁ〜・・・・」ってのが第一印象的でした(苦笑)でも、まぁ、そんな心配はすぐ3曲目からは余計な心配でした。3曲目以降は良かったです! ただちょっと気になったのは、この序盤の2曲を歌っている時に会場内のあちこちに居る(?)常連のファンの人へのサービスなのか身内へのレスなのか判りませんが、マイクを持つ手や、反対側の手でも、ひらひら〜って会場側に振って「ありがとう〜」って感じのレスしまくり状態で(笑) その様子は、常連のファンの人へのサービスだったり身内レスなので、べつにかまわないけど、ちょっとそういうレスをする仕草が、曲に集中しているようには見えなくて(笑)初見な私には落ち着かないシーンでもありました。(常連への嫉妬じゃないよ(笑)いや、マジで) で、恐らく3曲目からは王様風なガウンを脱いで、淡い花柄のワンピースっぽい感じの衣装(ホルターネックの)になり、動きやすい衣装になり、これ以降はm-floのVERBALを含め3人の男性ゲストがところどころで登場しラップ調の曲とか、椅子に腰掛けてアンプラグドな感じのアコーステックなアレンジで曲を歌ってくれたり、すごく音楽を楽しめたライブでした。 あとMCも最初の頃はちとテンパリ気味な感じではありましたが、お話の中にはお母さん、お父さんも総出演(笑)して、アットホームな感じまんまん。それと、今日のライブの気持ちについては、インディーズの頃から支えてもらった人達からもらった沢山のパワーを、今日はこの会場に来ている人達へお返しとし(ライブをとおして)持って帰ってもらいたい・・・と。それに自らのまん丸の顔をネタしたトークや(笑)、フロアからの緊張のかけ声におもわず“(お客さんに向かって)噛んでるよ(笑)”って突っ込んだり(笑)MCではVERBALの服装が白い太縁のグラサン+ハンチングの大きめ感じの帽子だったので、VERBALみずから“横山やすしネタ”を振っていたり(笑) あとMCでは、リラックスして体を揺らせて聴いてくださいねぇ〜っとも言ってましたね。それから自らのブログのページ素材用に会場の写真も下手、上手、センターと客席側に自分も含めてスタッフ(あやぱんって言っていた?)に取ってもらったり・・(昨年の秋のごまコンと一緒やね・・・流行りなんでしょうね(笑)) アコースティクなアレンジの歌声もすごく聞きやすかったし、歌としてすごく良かったのはアンコール前の最後に歌った“happiness”はたまんなかったっすね!まるで劇中劇のライブを見ているようなストーリー性のあるセットリストの効果もあって・・すごく盛り上がったし・・歌も最高に良かったです(なんか知らないけど泣けちゃったよ・・歳は取りたくねぇなぁもう・・) 今回初めてYOSHIKAのライブ見ましたけど・・・CDを聴いていて“歌はうまいんだろうなぁ〜”っと予想はしてましたけど・・ライブではCD以上のものを聴かせてくれたので大満足です。良かったです。