最近読んだ本

森さんの本は随分前に読了。一番最後のモノが一番従来の森さんっぽい起承転結、カタルシスアリな感じで、これもスキですし・・・それ以外の編ももちろん良かったです。(別の過去に日記に少し書きましたが)。 それからもう1つはSFモノ。 『第九の日』。以前によんだ八月の博物館が良かったので。今回ものは最後の章がす〜ごく良くって・・とくにリハビリ病院でのやり取りが。チェーホフでしたっけ・・読みたくなったし。人工知能と心の話。痛みって・・どうやって感じてるんだろうとか・・・・ロボットのお話でもあるので、今連載中のPLUTO プルートウにも繋がっていくお話としても面白かったです(ただ前半はちょっと・・・面白みにかけるけど・・ここを読んでないと後半が詰まらないし)。 最後は・・・『なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか』う〜ん話があっちこっちに飛ぶんですけど(笑)こういうコトもきっと起きているんだろうなぁ〜とちょっと怖い感じ。私のスキなジャンルの『発達心理学』に関連するお話ですが・・・これはフィクションというよりルポものです。なんか以前にTVでも少しやったみたいですけど・・・子供が生まれたばかりの人とか読んでみるとイイのかもx2。


風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート

第九の日 The Tragedy of Joy

第九の日 The Tragedy of Joy

なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか

なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか