なっちの河口湖ツアーファイナルの感想

まずは会場に付いてなんですが、通常の野外会場だと音響とかの関係とかもあってステージ全体を覆うような半円のドームで覆われてると施設が多いと思うんですが(日比谷野音とか、読売ランドイーストとか、その2つぐらいしか行ったことは無いですけど)、この会場はなんとステージの真後ろの中央部に壁が無く、外の空間と直結してるのにビックリ。 私の席は幸いにもアリーナのセンターブロックだったのですが、そこから見えるステージの景色は、緑(ステージ後ろの木々に覆われた丘)と青(風に流れる雲を背景に、一時たりとも同じ絵には成らない空)の2色の帯を背景にしているステキな景色でした(めっちゃ拙いですけども雰囲気的には下記のような絵の感じ) それと会場とは直接は関係無いのですが、会場の外にあるトイレに入って手を洗った時に蛇口から出てくる水の冷たさにもビックリ!真夏にも関わらず、こんなに冷たい水ってのも富士山山嶺の地域故なのかなーとかそんなコトで河口湖周辺を実感しつつ・・・ で、コンサート本編ですが・・・ ツアータイトルの『やっぱりスニーカーが好き』に関しては・・・オレの中では、すでに2007年のヴァンサンクツアーの初日松戸で観たペッタンコ靴を履いてるなっちを観て泣いた時が(オレの中での)切り換えポイントだったなーと、この辺りからツアーの衣装とかもすこしづつなっち自身の意見を取り入れて・・・ってコトが始まってましたから。 その点からすると、なっちがブーツが好きで靴にはこだわりがある人って知ってましたので、今回のツアータイトルに靴のコトを入れてきたコト、そのコト自身にはそんなに目新しさは感じなかったのが正直なところ。それでも・・以前からなっち自身が靴好きをワザワザ言っていたワケではなく、いろいろなインタビューやメイキング映像とかを観て勝手にそう思っていたファン心理なので・・・今回はちゃんと声にだして『スニーカーが好き』と言っているコトは大きな1歩だとは思うんです。(ちょっと話しの前後はなんか矛盾してますが・・スイマセン) あと、衣装も今回のツアーでは3パターンもあり、通常ツアーVer、逗子Ver、そして今回の河口湖Verと。とくに河口湖での白い衣装の綺麗さは・・・ちょっと変な勘ぐりも入ってウエディングドレスなの?と勝手に想像して思ってドキドキしました(笑) 歌に関しては・・・ なっちはその内側の一部分には熱い情熱をもった人だと思ってます。その気持ちが“だって生きてかなくっちゃ”や“あなた色”という曲には反映されてますから。ただこの辺の曲ってなかなか大胆なアレンジってしにくいのかオリジナル版を踏襲した感じですよねぇ・・・せっかくにバンド構成なんですけど。まぁこの辺は踊りのフリも含めて完成しちゃってるのでいじる必要が無いのかもしれませんが・・・その点が『あぁ今回のツアーでもこの感じかぁ・・・』と、聴いているこちら側がダレてしまう私が居まして・・・(その意味ではベリヲタな私には夏ハロコンのスッぺシャルジェ・・・も同じなんですがここでは止めときます(笑)) 『恋にジェラシー申し上げます』はこの日記のタイトルに一部拝借してるぐらい好きな曲でいつかはバンド編成で聴きたいなぁ・・・と思っていた曲なので・・初日公演でこの曲を聴いたときはホントに『うあぁぁぁ・・キタちゃったよー!』ってビックリして嬉しくって・・初日では気にする間もなかったのですが・・・たぶん徳武さんはモズライトっぽいモデルのギターを弾いていて、渋く弾いていた印象があるんですけども・・・この曲に限らず・・・このツアーではオリジナルアレンジを踏襲してる感じが多くて、ちょっと物足りないんです・・・もう昔のカラオケコンからすれば今のほうが断然イイにキマッテるんですが、いちどバンドライブが普通になっちゃうと、ついつい『もっと、もっと!次ぎの次元のライブを!』って人の欲求は底なしですから・・・できれば、女の子同士の曲なので、Asamiちゃんをステージ前面に引っ張ってきて『女の子同士で 騒ぎたい』雰囲気をなっちと二人で演出したり、できたんじゃないかなーとか。 バラード曲に関しては変な色づけはされてなくて、なっちの歌声を堪能できたので、文句は無いです。ただひたすら安倍さんの歌声に身を委ねるて、全身を耳にして歌声を聞く。 どーしてもモノ足り無い感が出ちゃうのは『曲としてイジル余裕しろが有るノリのイイ曲』、それ系の曲が従来のツアーではなかった新しいアレンジとかでくればその部分はもっと楽しめたと思うんですけども・・・例えばアコなちツアーであったバイオリンとバンジョーだけの『恋の花』とか。 そういう部分の真新しい面の曲が少なかったので、コンサートツアーとしてあまり会場に足を運ぶことには成りませんでした。 それと・・これは曲とは関係無いですけども・・ラストの花火はイイ演出でしたねー!惜しむらくはもう30分開演時間を遅くしてればもっと夜空に映えたと思いますが、私は花火に気を取られてなっちがステージ上でちょこんと座って花火を観ていた・・というなっちの様子はあとでお友達から聞いてわかったぐらいに空ばかりを見上げて(なっちの様子はお構い無しに)、花火ばかりを観ていて・・・花火もちゃんと観れるアリーナ席センターブロックで良かった!!と思えたチケ運でした。 なんかあまりファイルナル公演への感想っうよりもツアー全編に対しての感想っぽくなってしまいましたが、素直な感じでは今回のツアーは『100点満点だった!最高だった』とは成らずに『ここがこうなれば良かったのに・・』という不満点がついつい口を出てしまう感想だったので、それなら直接なっちや事務所に書いて伝えればいいじゃん・・・ってコトになるので、感想を書くのもちょっと筆が重い感じでしたが・・・とりあえず今のキモチのまとめと言うことで書いてみました。 でも今回のツアー、会場のバリエーションという意味では逗子の波の音が聞こえる会場だったり、河口湖のようにステージの後ろに空と雲が見えるような開放感のある会場だったり・・その点ではすごく満足です!以前から『なっちの野外コンサートが聴きたい!』と熱望していたのが半分は達成できた感じですから。 あとは、新曲、ニューアルバムと、そして、こちらの予想をはるか上を行く別アレンジの既存曲!そんな期待値を胸に持ちながら次ぎの安倍さんのステージを待ちたいと思います。