リボンの騎士(少女クラブ版)

昨日に引き続き、予習ってことで8月のミュージカルのネタ元のマンガを読んでみました。手塚治虫さんのマンガは大好きでBJや三つ目がとおるを雑誌掲載でリアルタイムで読んでいた年代の人です、わたし。でもさすがにこのリボンの騎士は1950年代のモノなので知りません。で、読んでみると・・・セリフが多い!(笑)小ネタ満載(笑)話がけっこうあっちこっちに飛ぶので大筋は決めずに連載してるっ感じがしました。とくに最後の人魚のあたりとか・・・まぁ実際にはこの少女クラブ版から発展して『なかよし』と言う雑誌でも続編があるみたいですし・・・それと雑誌掲載当時はフルカラー版だったようで・・それをフルカラーのまま復刻した本が限定販売で出ていたようなので・・・すでに売り切れ(泣)あ〜この文面もまとまり無くすいません。 このお話もハッピーエンドです。最近のお話だと女性の中に男性の心が・・・というお話だとリアルにジェンダーフリーのお話とかに発展しそうですけども、このお話はそういう方面とは違いますね。(いや・・深層ではそうなのでしょうか??)私の印象に残っているシーンはわりと冒頭に・・・サファイア姫がいつもの期限の時間とともに男性の王子に着替えてさっそうと庭を歩くときに・・庭に咲く花を平気で踏み散らしていく様を見て・・母である王女が嘆くシーン。そんな風に人って簡単に変われるモノなのかなぁ・・・とか。でも実際複雑のようでいて・・・そう言う表面の所作って・・・実は心持ちでガラッと変わってしまうモノなのかも・・・とか。 あ〜また話が逸れてる(苦笑)フランツ王子は普通の王子さまですけども・・・印象に残っているシーンは・・・一時、ある民家に逃げ隠れてサファイアと二人で平民の暮らしをし、サファイアの手料理を食べるシーン。ここでフランツ王子は『ただの人間になってきみと一緒に(後略)』『でも国じゅうの苦しんでいる人達を見ると・・・』と王子としての気持ちを吐露するところ。そしてサファイアが変装して、それを笑いあうシーン。小さいな挿入話ですけど・・・なんかこのシーンがスキ。 で・・・お話を読んだあとにキャスティングを見ると・・・マンガでは魔法使いは男性ですけども劇では魔女として藤本さんなんですね・・・それと・・・フランツにもろはまり役なよっしぃーは一度もフランツ王子をやらずに悪役の大臣なのですね・・う〜惜しい。一度でいいのでフランツのよっしぃを見て見たかったなぁ。 まぁそれでも・・・キリっ!とした男装のなっち、まっつぅ、りかちゃん・・・それぞれ味があるはずなので・・・その意味ではそれぞれ1公演ずつみて比べてみるのも面白いのかも。あ〜取り留めもなくすいません。この続きは明日以降どこかで。

リボンの騎士 少女クラブ版 (講談社漫画文庫)

リボンの騎士 少女クラブ版 (講談社漫画文庫)