安倍なつみ@名古屋

移動の新幹線の中から、昨日のライブの感想をザッと更新。 アルバム発売も無く新素材の無い状態であそこまで新鮮なライブ構成にしたコトに感激! 曲の間奏にギターやサックスのソロの部分が随所にあるアレンジが新鮮!(苦笑)。これが本来のライブ楽曲だと思うけど、こういうアレンジって今まで安倍さんのツアーではあまり聴けなかったので。その意味ではアレンジャーが変わった点も良かったです。(岩崎さんVerがダメという意味では無く、岩崎さんVerへの慣れからの脱却って意味で) アレンジって意味で、スキだなーと思ったのは恋の花。80年代ごろの洋楽っぽい音色が散りばめてあったのがなんか懐かしい感じ。 前半の白いドレス衣装と、後半の黒いロックVerの出で立ちの白黒の対比も見事!『どちらの安倍さんもアリ!』と、違和感無く思わせる表現力は流石。 特に後半の鋲付きの革ジャン風の衣装で歌う後半は今までのなっちとはちょっと違ったカッコカワイイ(格好いい!+可愛い!)な表情とかフリでのキメるトコロとか、メドレーの最後にテンポが変わってドタバタする感んじとか(笑)なっちの魅力満載ですごく楽しかったです。ザ・ストレスもいつかはダンス付きで聴きたいなーと思っていたのでこの選曲も嬉しかったです! それと客席とのコール&レスポンスの構成(以前のツアーの日曜日 What's Going OnはあまりにCD音源そのままで不自然な感んじが在ったけど)は安倍さん自身が自然に吹っ切れた感んじで、それが感んじとれたこちらは違和感無くノレました。 メログリの時に聞いて思った歌声の変質(太く、強く)は全編では無く、終盤の『小説の中の二人 』と『月色の光』で顕著でしたので・・・しっとり曲に限定な歌唱なのか、PAのほうでなんかしてるのかもしれないなーと。いずれにしろこの2曲を本編ラストと。アンコール1曲にもってきて、ライブそのモノをビシッ!としめてくれる構成も良いし、この2曲で、曲の物語り性をきちっと歌いあげて客席側に2つのストーリーを伝えてくる歌声は聞いていてホント気持ち良かったです(あえて言うなら『小説の中の二人 』のほうが凄くよかったので、『月色の光』はさらに磨き掛けて光る余白がある感んじかな)